映画化が決定してから、原作「永遠の0(ゼロ)」を読んだ。
http://samadhi-master.com/?p=1044
その時はすでに、主演が岡田君だということが分かっていたので、
本の中の主役・宮部久蔵さんは、岡田君が躍動していた。
もちろん、感動したし、映画を観る日を楽しみにしていた。
公開から2週間ほど経ち、あちこちで映画の評論を聞く機会もあった。
「そうだな、本とは違うだろうな」
「本に感動した人は、映画を観るとガッカリする人もいるかもね」
そんなことを思ったりもした。
圧倒的な絶賛の声の中に、少々のガッカリ評もあった。
そんな先入観を捨て、
『ぼくはどう感じるのだろう?』
それも大きな関心事ではあった。
お正月休みは、きっと多いだろうと思い、
あえて平日の昼間に時間を作って行ってきた。
ところが、
こんな地方の宮崎の映画館なのに、会場はほぼ満員だった。
まだ冬休みの学生さんもいたが、年齢層は、かなり高めであり、(笑)
ぼくの両隣りには、かなり年配のおじいさん2人が陣取っていた。
この方たちは、戦争に行っていたかもしれない。
もしかすると、飛行機乗りだったのかもしれないね。
よく映画を観に行くけど、いつもは映画館では見かけないような人がたくさんいた。
わずかその状況を見ただけで、
いかにこの映画が、世代を超えた人々に注目されているのかもうかがえた。

いきなり映画の感想になるけど、(笑)
『スゴイ!』この一言に集約されると思う。
映像もストーリーも完璧だと思った。
日本映画もやるね!!!!(^^)!
ゼロ戦の映像はどうするんだろう?
本のストーリーは、どう再現するんだろう?
そんなことも考えていたけど、
申し分ないほど、最高傑作の映画に仕上がっていた。
きっと日本を代表する映画になると思う。
本の感動を少しも裏切らなかった。
ゼロ戦の映像は、しびれたね。(^^)v
映画の最後に、おじいさんはこんなセリフを言っていた。
「あと10年たったら、あの戦争を知っている人がいなくなる」
この物語が、これほどまでに日本国中を巻き込み、大きな渦になっているのか、
その理由がそこにあるように思う。
空前の大ヒットとなり、
フィクションであるはずのこの物語が、
日本人の心にズシンと響く何かがあるというのは、
日本人として大事な何かを伝えようとしている気がする。
あの戦争が良いとか悪いということではなく、
この日本のために戦ってきた人々がいるということ。
そんな人々の命のバトンを引き継いで、今、自分たちが生きているということ。
少しでも素晴らしい日本になって欲しいと、
未来の日本のことを祈りながら、死んでいった人々の思いを受け継ぎ、
自分たちは今、生きているということ。
そんなことを思いました。
いっぱい泣きました。
隣りのおじいさんたちも泣いてたよ。
素晴らしい映画をありがとうございました。(^_^)/
よかったらプチッとクリックお願いします。(^^)/
週刊メルマガ!マスターの「タイ古式マッサージ」
http://archive.mag2.com/0001602312/index.html(毎週月曜日発刊)
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。