昨日、江原啓之さんの「スピリチュアル・タイム」
という講演会に行ってきた。
その前日、マッサージに来て下さったお客様から
「マスター、明日予定がないのでしたら、
江原さんの招待チケットがあるので、行きませんか?」
と誘われた。
1枚8,000円もするものらしい。
ぼくは、「オーラの泉」すらみたこともなかった。
江原さんのことはもちろん知っていたけど、
誘われなければ、行くことはなかったに違いない。
第1部の講演は、ホントいいお話しをされていた。
(ほとんど寝ていたけど・・・)←ごめんなさい、朝が早かったもので。
約1ヶ月の間に、全国23か所を回り、
宮崎が最後なのだという。
「宮崎を最後にされた理由」とかも話されていた。
(それは、リップサービス?)←少々天邪鬼なぼく
それにしても凄い入場者数。
1人8,000円?
2,000人でいくら?
それが、23か所?
本、CD,写真集も飛ぶように売れる?
携帯の有料サイトの宣伝チラシまである?
荒稼ぎじゃん。。。
そんなイヤラシイことを考えてた。(笑)←なぜか素直に江原ワールドに入れない。
ところが、第2部。。。
僕は、江原さんの桁違いの透視をみた。
(徐々に、江原ワールドに引き込まれていく)
会場には、江原さんに相談で来ている人がたくさんいた。
それは、人間だけでなく、霊たちも。
自殺してしまった霊。
不慮の事故で亡くなった霊。
心臓発作・・・
残してしまった家族に一言伝えたくて、
この会場に来ていたみたい。
そんな霊たちの思いを
会場に来ている母親に、娘に、妻に、
江原さんは、伝えていく。
仕事中に、狭いタンクの中で死んでしまった息子。
お母さんは、職場を同僚をずっと恨んでいたかもしれない。
息子は言う。
「あれは、ぼくのミスなんだ。誰も悪くない。
一瞬のミスで、肉体から離れてしまったんだ。
ぼくは、お母さんを幸せにするために、この宮崎に帰ってきたんだ。
でも、今からっていう時にこんなことになってしまって・・・
ごめんね。ごめんね」
僕も一緒に泣いていた。
辛かっただろうな~。
苦しかっただろうな~。
江原さんが最後に抽選で引いた相談者は、
子供が生まれた2か月後に、
ご主人が自殺した人だった。
もう10年も前のことらしい。
「何で死んでしまったの?
いったい何があったの?
私は、力になれなかった?」
奥さんは、ずっと自分を責めてきたに違いない。
ご主人の両親からは、どんなひどい言葉を
ぶつけられてきたか分からない。
その理由を江原さんは、
亡くなったご主人に代わって代弁する。
一人で孤独に耐えながら、
子供を育ててきた。
ご主人は、謝罪しながら、奥さんに心からお礼を言う。
「一度たりとも、息子に僕の悪口を言ったことがないよね。
いつもそばにいるよ。ほんとに感謝している」と。
そして、江原さんは続ける。
「息子さんが、片足を無くすような大事故に遭ったけど、
僕が助けたんだよ、って言ってるけど、そんな事故があったの?」
奥さんが答える。
「はい、3日前のことです」
息子さん大事故に遭ったけど、奇跡的に足を切断せずに
無事だったんだって。
第2部の公開カウンセリングでは、
ぼくは、何度も何度も込み上げる思いのまま
泣いていた。。。
すげ~、すげ~。
こんなことってあるんだ。
江原さんほんとに見えてんだ。
すごいわ。
江原さんのその一言で、
何年もの間、心に引っかかっていたトゲが抜ける人がいる。
その一言で、
長年の苦しみから解放される人がいる。
その一言で、
よし、前を向いて生きていこうとスイッチが入る人がいる。
江原さんの人気の秘密が分かった気がした。
言葉もメッセージも愛にあふれていた。
帰宅してからも、興奮している僕は
スッキーに、今見てきたことを機関銃のように話した。
「私も行きたかったな~」
彼女は、よく「オーラの泉」をよく見ていて、江原さんのファンだったそうだ。
知らなかった・・・。(ごめん)
そして、最後に僕はこう言った。
「でも、わずか1か月の間に、荒稼ぎだね。
それもすごいわ・・・」
そう言う僕に、彼女はこう言い返した。
「東北の震災に寄付するんじゃない?」
「・・・そうかな?」
僕はまだ、
江原さんのことをよく分かってないのかもしれない。(笑)
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