天使の名前②

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今年始めに思いついたプロジェクトは終わった。
講師のアンジーをはじめ、参加者みんなが満面の笑みで、
今回のセミナーは幕を閉じた。
そして、アンジーもハワイへと帰っていった。
精一杯やったよな？
僕は自分にそう問いかける。
『何をもって成功と言えるのか？』
終わった後の参加者の笑顔か？
それとも集まった参加者の数か？
それとも講師の満足度か？
何を基準にすればいいのだろう？
でも、言えることは、
”精一杯やったよな”
と自分を誉めてあげようということだけ。
今回は、タフな戦いだった。
誰と？
それは、自分と。
でも、終わったんだよな。
やっと安堵の時間が戻ってきた。。。。。
アンジーは、ほんとに天使みたいに
素敵な人でした。
彼女を迎えに行く直前、
個人セッションの枠が1つ、
急にキャンセルになった。
でも、僕は当日までには埋まるだろう。
そう考えていた。
そんな矢先、
通訳の方が何の前触れもなくこう言った。
「アンジーは、天使の名前も分かるからね」
”何を突然言い出すのだろう、この人は・・・”と思った。
その瞬間、
僕は10数年前に憧れたその思いを思い出した。
もしかして、この枠、
僕のために空いたのか？
僕はいつも考えることがある。
それは、どこまでが自分の考えなんだろうって。
ひらめくことも、自分が考えたことなのかな～って。
自分が決めていることも、誰かに決められているような感覚。
僕は、今まで想像もしてなかった
アンジーの個人セッションを受けることにした。
・天使の名前を教えてもらった。
（へ～そんな名前だったんだ。よろしく～）笑
・僕の才能を教えてもらった。
（これくらい誰でも出来るでしょ？と思ってた。僕にとっては普通のこと）笑
・近い未来のことも教えてくれた。
（え～？そうなるんだね？ホント？でも、それって僕の理想だね）笑
それは、楽しい楽しい時間でした。
今年始めに思いついたプロジェクトは、
たくさんの人たちを巻き込むものだったけれども、
もしかして、
僕の「天使の名前を知りたい」という憧れが、
実を結んだだけのものだったのかもしれません。（笑）
全ては、天使のイタズラ？
こんなオチでいかがでしょう？（爆）