ネパール③

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出発前に、現金を作るのに必死だった。
雑貨は仕入れて来ようと思っていたから、
お店に残っているものは、全て売りさばいて行こうと思っていた。
スタッフは誰もいなかったし、
2週間の旅の間、お店は閉めて行くつもりだった。
そして、旅の大きな資金になったのは、
僕の手作りの作品たちだった。
廃材で作ったカウンターテーブルが、3万円で売れた。
流木だけで作った棚が、1万円で売れた。
流木のランプが、6千円で売れた。
無理矢理でも這いつくばってでも行くしかないと思っていた。
2週間楽しんで、生きて帰ってこようと思っていた。
それだけで大きな収穫になるはずだ。
貴重な体験が待っているはずだと思っていた。
目的地は、ネパールだけではなかった。
タイのチェンマイにも、初めて行くことになっていた。
しかし、バンコク~チェンマイ間の航空券は取っていなかった。
ここでも色々なドラマが待っていた。(笑)
でも、どうにか辿り着いたチェンマイで、
僕は、「タイ・マッサージ」の真髄に出逢った。
スッキーは、この時「フットリフレクソロジー」を習得した。
ここでの選択が、僕らの未来に大きなチャンスをもたらすことになろうとは、
この時の2人が知るよしもなかった。
たっくさんのハプニングに笑いながら、
僕らは旅を続けた。
そして、帰りは夜行列車に揺られながら、
僕らはチェンマイを後にし、ネパールを目指した。
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大きな山を越える旅だったと思う。
帰国した僕らに、想像もしていなかったような
大きなプレゼントが待っていた。
それは帰国して2週間後のこと。
突然、電話が鳴った。
リリリリリ・・・・・・。
「オーシャンドームの企画課の○○です。
ちょっとお話があるのですけど・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・はぁ?。
僕らにスタッフは1人もいなかった。
・・・・・・・・・スタッフもいない。何の実績もない僕らに・・・・・・・・・なぜ?。
しかし、僕らはチェンマイでその準備をさせられていた?(笑)
その電話から1ヵ月後。
僕らは、オーシャンドームに「Phi Phi」(ピピ)というお店を出した。
大きな山の向こうには、こんな展開が待っていた。。。
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しかし、まだネパールを目指している僕らには、
どんな未来が待っているのか?
想像できるはずもなかった。(笑)
(つづく)

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