昨日、高校時代の野球部の同窓会でした。
入学当初、野球部に入部したのは
20名ほどだったと思う。
しかし、3年間野球を続けたものは9名だけだった。
自称ではあるが、甲子園を目指すほど
強豪校であり、練習は厳しいものだったと思う。
3年間苦楽を共にした仲間たちだからなのか
ずっと仲のいいままだ。
久しぶりあってもくだらない昔話で笑いが絶えない。(笑)
高校を卒業して
それぞれが進学、専門学校へと進んだ。
それぞれが結婚する時には
決まってみんな出席した。
その度に、近況を語り合い、会えなかった空白を埋めていた。
状況が変わり始めたのは
9人の仲間の一人が死んで、
葬儀でみんなが集まってからだ。
その次には、仲間の奥さんが亡くなった。
次は、仲間の親が次々に亡くなった。
次は、仲間の子供が3歳という若さで亡くなった。
一人の仲間は、行方不明になった。
半年前に、今回の同窓会の誘いの電話が鳴った。
「いつまでみんなで会えるか分からないから」
そんな思いで昨日、7人が集まった。
一年後、このメンバーでまた会える保証はどこにもない。
一期一会。
30年という月日は
それぞれが想像もしていなかった人生となっている。
みんな幸せなのかな?
みんな後悔はないのかな?
これからどんな人生が待っているのかな?
先のことは誰にも分らない。
それでもみんな今を必死に生きている。
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