ガネーシャを知ったのは、
たぶんインドに行った時だったと思う。
その前から知っていたかは、定かではない。
15年ほど前、インドに半年ほど住んでいた。
その町の信仰神が、ガネーシャだった。
それから、インド人の多くがそうであるように、
ゾウの頭を持つ愛嬌のあるその神さまの
大ファンになっていた。
だから、ぼくのお店「サマディー」のシンボルは、
「ゾウ」であり、それはインドのゾウ(ガネーシャ)から始まり、
タイのゾウにもつながっている。
だからお店の入り口には
いつもガネーシャがいる。
そして、数年前のこと、
そのガネーシャが主役である「夢をかなえるゾウ」と
いう本が出版され、ベストセラーになった。
めちゃめちゃ面白かった。
関西弁をしゃべるガネーシャが、ダメ神さまを演じながらも
普通の凡人を成長させていくストーリー。
作者のこの発想力、笑いのセンス、
「天才やな~」と脱帽した。
この本のぼくの好きな一説。
「・・・死ぬほど幸福な日も、笑えるくらい不幸な日も、
世界を閉じたくなるようなつらい日も、涙が出るような美しい景色も、
全部全部、自分らが味わえるために、この世創ったんやからな」
「世界を楽しんでや。心ゆくまで」
あれから数年、先日のこと。
本屋さんの入り口に
「夢をかなえるゾウ3」が山積みになっていた。
迷わず、即買いした。(笑)
(つづく)
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