明治神宮

2日間の東京講習会を終え、
翌日は、最終便の飛行機だったため、
一日フリータイムだった。
東京へ行く直前、
ひょんな偶然が重なり、
インドで一緒にオイルマッサージを学んだ
アナンドと連絡がつながった。
彼女は、今ドイツに住んでいて、
たまたま日本に帰ってきていたところだった。
ただ
お互い忙しいスケジュールだったため、
「タイミングが合えば、会おうね」
という曖昧な約束しかできなかった。
そして、その東京最終日、
ぼくは彼女に朝10時頃、
電話した。
『今日の15時~16時の間ならどうにか時間が空くけど、
どう?会える?』
その時間、わずか1時間だけが
ぼくに残されていた時間だった。
「わ~ちょうどいいわ。
私もその時間、どうにかなるわ」
『わ~すごいね。じゃ~せっかくだから…』
「どこで会う?」
『・・・・・ぼくね、今回行きたい所があるんだけど、
それがどこにあるか、知らないんだ。
今からどこにあるか調べようと思うんだけど…』
「えっ?それはどこ?」
『えっとね、明治神宮なんだけど・・・・』
「えっ?・・・・・・・・・・・・」
彼女は、驚きにも似た声を出し、
しばしの沈黙。。。
そして、こう話し始めた。
「・・・スゴイね。
私ね、さっき瞑想してたの。
そしたらね、”今日は明治神宮”
って浮かんだの・・・」
『えっ?まじ?まじ?
じゃ~決まりだね。
明治神宮の入口で、15時ね』

彼女は、インドでの思い出の中には、
なくてはならない人。
本の中では、1行しか登場しないけど、
(自由への旅~181ページ)「プレム・アナンド」
とっても縁のあった一人であることには間違いない。
12年ぶりの再会だった。

このタイミングで、彼女が日本に帰ってきていたこと。
このタイミングで、ぼくが東京へ行ったこと。
その日、お互い会えそうな日が重なったこと。
その時間だけ、お互い時間が空いてたこと。
また、その日、行きたい場所が同じだったこと。
人生は不思議に満ちている。
そのあと、ぼくはふと思った。
もしかすると、ぼくらは
約束していなかったとしても、
「明治神宮」で、12年ぶりの偶然の再会をしていたかもしれない。[#IMAGE|S5#] PS.
なぜ、明治神宮へ行きたかったのか?
それは、
東京へ行く数日前、
明治神宮の中にある「(加藤)清正の井戸」
は、いい気が流れている
と聞いたから。(笑)


明治神宮、初めて行ったけど、
その広大さに圧倒させた。
最高に素晴らしい場所でした。
☆絶賛発売中☆
心の叫びが導いてくれた自由への旅―That’s why life is intere


  
   ある時、
   自分の中にある「やり残し」を感じた。
 
   それは、『バックパッカーをやりたかったな~』
   という後悔にも似た焦燥感。
   でも、ぼくは結婚していた。
   子供も生まれた。
   しかも、30歳にもなってしまっていた。
   もう今さら・・・・遅いよね。
   ところが、
   怒涛のシンクロが、何かを引き寄せ始めた。
   ・・・・そして、何かが動き始めた。
(アマゾン・読後のレビューより)
読んでいて爽快感を与えてくれる本です。
by HERO
読み終わって、かなりの爽快感を覚えます。まるで著者と一緒に旅した気分に陥る。
ただそれだけでは物足りなく、「旅して~~!!」という気持ちが残る。
こんな旅したいけど、いつできるだろうと、またも自分の枠を決めつけようとしている自分に途方にくれてしまうが、そんなことは気にしない。
「この本で見た、自分が旅するイメージはいつか現実となるさ!!」とこの本が背中を押してくれました。

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