その場面は、講習会がほとんど終わった時に起こりました。
「ベットの上で、最後の座位の技をかけて欲しい」
という展開になったのです。
そこで、ぼくは少々躊躇します。
それは、その技は、床のマットの上で行うもので
ベットの上でも出来ないわけではないのですが、
ぼくがやったものを、見よう見まねで真似すると
事故になりかねないと思ったからです。
だから、やることはできるけど、見せていいのかな?
と躊躇したのです。
■「ベットで行うタイ式ストレッチ」
これは危険だよ。真似しないでね!
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絶対「ぶれない軸」をつかむ
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最近、講習会の最後にこの技を受けたいという要望を
よく受けます。
それで解説すると、この技の何が難しいのかと言えば、
「ぶれない軸」なのです。
バランスを崩さない「ぶれない軸」です。
動画の中で、書いていますが、
その軸は、相手の背中の後ろで立て膝をついた足が
軸になります。
それを軸にして、ねじった時に発生する相手の重力(遠心力)に
持っていかれない体幹が大事なのです。
お客さまの重力に持っていかれた時に
バランスを崩して、ベットの上だと二人とも
下に転げ落ちちゃう危険があるのです。
ぼくも初めの頃は、
マットの上で、お客さまと一緒に転がったものです。(笑)
何度か転がってしまった経験から
軸を修正し、強固なものにしながら、
ぶれない軸をつかんでいったのです。
どんな大きい人をやってもぶれなくなった時に
絶対「ぶれない軸」が完成します。
それから、ベットの上で挑戦するようにして下さい。
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