そして今ここに

昔ぼくは、小学校の先生になりたかった。
それで、教育学部への進学を目指していた。
ところが、そこで2度の挫折を味わった。
それは、ぼくの夢だったのか?は疑問だ。
本当に、それを目指していたのかも分からない。
ただ流されるままに、
そこを目指していた気がする。
なぜなら、
何もかも分からなかったから。
世の中のことも
人生のことも
自分のことも。
この世に生を受け、
全く同じ人間がこの世に2度
存在したことはないらしい。
当たり前のことだ。
なのに人はなぜ、
今まで存在したことない人間なのに、
全く目新しい人間なのに、
古くからあるものの中から、
既存の仕事の中に、自分の未来を見つけようとするのだろう。
全く新しい人間なのに。
そんな古いものの中に、
その人に合う何かがある可能性など
極めて低いものなのに。
なぜ、それに気づかない?
悩まなくていいことに悩んでいる。
探したって見つからない。
「そこ」にいたら、現れる。
ぼくらがオイルマッサージのお店を始めた時、
そんなお店などなかった。
ぼくがタイ古式マッサージを始めた時、
そんなマッサージ誰も知らなかった。
ぼくらが小さい時、
コンピューターなどなかった。
ぼくらが小さい時、
携帯電話もなかった。
なのに、
今それを仕事にしている人は多い。
なのに人は、
常に何かを目指さなければならないと自分を苦しめる。
みんながそうやっているから?
人生の先輩がそう言うから?
今ないものに向かって、
目指しようもなければ、生きようもない。
また
夢がないことを「情けないことだ」と言う人もいる。
それ本当か?
ぼくは今、
数年前に突然、世に現れた職業
「求職者支援訓練校」という学校で
ボディワークを教えている。
気がついたら、ぼくは先生になっていた。
こんな先生でいいのか、
と思えるほど、型のないスタンスではある。
誰もぼくのことを先生とは呼ばない。
マスターと呼ぶ。
目指していた時にはなれず、
なりたくもなかったのに、なっている。
人生って不思議なもんだ。(笑)
こんな仕事もありなんだ。(^^♪
たくさんの試行錯誤を繰り返しながら、
たくさんの経験をしながら、
どこまでも自分と向かい合いここまで生きてきた。
何のために生きるのか?
どうすれば天職に辿り着く?
全ての経験が今につながっている。
夢は目指すもんじゃない。
夢を生きてると知ることなんだ。
自分に必要なものは、いつも目の前にある。
逃げちゃいけない。
それを味わうんだ。
今日は、今年最後のぼくの授業。
生徒たちが、サプライズを用意してくれていた。
嬉しかったので、みんなで記念撮影した。

素直に「いい顔してる」って思った。(←ぼくね)笑
きっとめちゃ幸せなんだと思う。
(女性に囲まれているから?)笑
今年も色々あったけど、
めちゃハッピーでした。
みんなありがとう♪
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