誇り高きスピリット

最近、書いたブログを眺めていると、
アナンドの話、ヴァユの話と、
インドで一緒にオイルマッサージを学んだ仲間たちの話を、
偶然にも続けて書いていたことに、
はたと気づいた。
遠く離れている友人たちなので、
普段の話には、あまり登場しなかっただけに、
立て続けに思い出し、書いたことに
不思議な感じもした。
しかしそれは、
本を出版したことによって、
その時、縁のあった人たちと再び
人生のリズムが交差点のように
クロスしたのかもしれないし、
12年後の本の出版を合図に、
互いの人生を確認し合う約束を
していたのかもしれないと思った。
そして、あの時のインド、
特に、オイルマッサージを学んでいた時のことを思い出すと、
一緒に学んだ仲間たちの顔が一人一人浮かんできた。
その中でも、
感謝でいっぱいになるある人のことを思い出した。
彼女の名は、「チャンドリー」。
ぼくらの通訳をしてくれていた人だ。
彼女は、日本人で
その時は、オーストラリアに住んでいた。
瞑想、そしてマッサージの勉強でインドに来ていて、
ぼくらの通訳をかってでてくれた。
彼女のお陰で、
イギリス人講師のバーバラの教えを
ぼくらは楽しく学ぶことができたのだ。
日本に帰ってから、数回手紙やメールでやり取りをしていたが、
いつの間にか音信不通になってしまった。
あれから一度も会ってない。
今、どこにいるかも分からない。
ぼくは、彼女から大きな愛をもらった。
それは、通訳を通しての優しさや温かさはもちろん、
もっとも大きなものは、「チャレンジ・スピリット」だった。
彼女は、単身オーストラリアに渡っていた。
向こうで働きながら、アロママッサージもしながら、
自分の道を切り開く挑戦を続けていた。
日本では、まだまだアロママッサージ等のブームが来る前で、
もし日本で勝負していたら、彼女の実力なら
その道の第一人者になっていただろうと思う。
そんな話をぼくは、彼女にしたことがある。
すると彼女はこう言った。
「そうね、日本でやったら今みたいな苦労をすることはないと思うわ。
そこそこやっていけると思うし、その自信はあるわ。
だからこそ、私はオーストラリアで挑戦する意味があるの」

ぼくは、こんな人と出会えたことに喜びを感じる。
今、どこにいるかは分からない。
でも、きっと
その誇り高きスピリットは今も健在だろう。
ヴァユもアナンドも
それぞれの道で、
探求の道を歩き続けている。
そんな仲間たちと共に、
同じ時代に生きていることは、
とっても幸せなことだし、
だからこそぼくも、
その道を歩んでいける。
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心の叫びが導いてくれた自由への旅―That’s why life is intere


  
   「・・・・あなたは、自分自身に帰るために
   勇気をかき集めなければならない。
   社会全体があなたを阻むだろう。
   あなたは、非難を受けることになる。
   が、みじめで、偽善的で、いんちきなまま、
   だれかほかの人としての生を生きるよりは、
   全世界に非難される方が、はるかにいい。・・・・」
   
   『反逆のスピリット』の本の一説が、
   ぼくの魂に直接語りかけてきた。
(アマゾン・読後のレビューより)
自由への旅に出かけよう♪
By shikkun
手にとってみて かるい(加留意)感じだった。読んでみて内容は的中した。
その時々の感性がブロックのように積み重なる、それはマスター自’身だけで
なく手に取った人も。幸運のスパイラルが引っ張られるそんな感覚。
只今2周目。まだまだ発見はつきないだろう。幾つも重なり合うその人のパラレル
ワールドともシンクロするんじゃないかなと思うのはきっと私だけ’じゃないはず♪
旅行好きな人にも、心の旅を続けてる人にも適書♪

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