127時間

「127時間」というDVDを見た。
http://movies2.foxjapan.com/127hours/

最近、「人生のターニングポイント」という
フレーズがよく目に飛び込んでくる。
先日は、本屋で。
昨日は、レンタルDVD屋さんで。
それで、このDVDを借りた。
とてもおススメできる映画ではないけど、
色々考えさせられた。
人は『死』と向かい合った時、
改めてこれからどう生きていけばいいのか
を悟るのだという。
その答えは、
心の深い、深いところにあるのかもしれない。
でも、できることなら
そんなめに遭わずに、
日常の中で、ふと悟りたい。
むかし、空手の道場に通っていた時、
ダークというオーストラリア人がいた。
世界中を旅する途中で、
日本に滞在し、働きながら、
日本の心「空手」に、
そしてマラソンに挑戦していた。
彼は、ムキムキの肉体美を持っていたが、
左足が無かった。
ひざから下、親指ほどの太さの鉄筋だけで立っていた。
彼を見るたび、
そのバイタリティーはどこからくるのか?
ぼくの心は刺激され続けた。
彼は教えてくれた。
「俺は、左足を失ってから、目が覚めたんだ。
それまでの俺は、情けない男だった。狭い世界で生きてたよ」と。
この映画を見ながら、
ぼくは、ダークのことを思い出していた。
元気かな。
彼は、アメリカのミシシッピー川をたった一人
カヌーで下る冒険をするため、
日本を後にした。
ワニに食われなければいいけど・・・。
ぼくらは、そう思いながら彼を見送った。
世の中には、タフな奴がいるもんだ。(笑)

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