Yさんと別れた後、
中華街周辺で注文していた商品の
回収をしてまわった。
通常は、ホテルまで運んでくれたり
するのだけれども、
デモの影響で、あちこちの道路が封鎖されて
いたために、搬送はしてもらえなかった。
回収した荷物をどうにか広い道路まで、
運び終えた。
ところが、あまりに多い荷物に、
止まるタクシーはことごとく乗車拒否。
まだ、午前中だったので、
焦りはなかったけど、大幅なタイムロス。
あれ?どうしましょ?[#IMAGE|S8#]
そんな様子をずっと見ていた
トゥクトゥクの兄ちゃんが、声を掛けてきた。
(一度は、断れたんだけど・・・・)
『俺が、運んでやるよ。
でも、300バーツな。(約850円)』
少々高い金額だったけど、
この荷物の量、そしてデモであちこちの道路が
封鎖されているので、遠回りしなくてはならない状況、
さらには、いつ何時危険な目に遭うかもしれないというリスク
を考えると、妥当な金額だと思えた。
引き受けたのはいいけど、
こんな大量の荷物、載せれるのか?
兄ちゃんは、苦笑いしながら荷物を縛っていた。
この後、僕らを襲う悲劇が待っていようとは
知る由もなく、大量の荷物を載せたトゥクトゥクは、
中華街を出発した。
ぎゃははは・・・
(つづく)
タイの光と陰④
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