見えざるシナリオ①

行ったり、来たりして読むのは、大変だと思ったので、
下の方に連載するように変更しました。
下の方に、長～いお話になっちゃうけど、
よかったら、お付き合い下さい。
全7話になる予定です。
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最近、インドのシンクロが続いてます。（笑）
インドの旅日記も中途半端で、
中断していて（インド編25話まで）、
将来、完成するか分からないけど、
最近、それと付随する面白い出来事があったので、
インド後半のお話から
さかのぼって書きたいと思います。
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あれは、僕とスッキーがオイルマッサージのトレーニング
（正式名称は、ホリスティック・マッサージ）が終了したある日のこと。
それは、インド滞在があと1ヶ月たらずだった日のこと。
僕はこの後、
「サイキック・マッサージ」
（チャクラとかの状態を見ながら、マッサージするボディーワーク）
のトレーニングをヘルパーとして参加しないか？
と誘われていたので、
どうしようかな～と思っている時だった。
そんな時、3歳の娘が食中毒になった。
僕も一緒に、食中毒になり、
下痢と高熱でうなされた。
市場で買った「生のエビ」が、原因だったみたい。
スッキーは、”やばそう”と思ったらしく
食べなかったので、無事だったけど。（笑）
正直、僕の苦しみはどうってことなかった。
3日ほど耐え忍べば、
どうにか回復するだろうと思えたから。
でも、ぐた～っと衰弱している娘の姿を
見ると、いたたまれない気持ちになった。
「ごめんね。・・・・・こんな苦しい思いをさせて。
病院にも連れて行けず、
それよりも僕の勝手で
こんなインドにまで連れて来られて、
さらにこんな苦しい思いまでさせちゃって。
ごめんね。・・・・・ごめんね・・・・・。（涙）。。。」[#IMAGE|S7#] 僕は何をやっているんだろう？
さらに、大事な勉強だといって、
寂しい思いもさせてたことも否定できない。[#IMAGE|S7#] そして、僕は決めた。
残り1ヶ月は、娘のためだけの
インドを過ごそうと。
そして、僕らはリゾート地としても有名な
「ゴア」のビーチに行くことにした。
このゴアに行くことだけでも、
たくさんのドラマがあったんだけど、
その中で、一つだけ。
ゴアは、住んでいたプーナから
バスで13時間あまり。
ゴアビーチと言っても、細長い範囲に渡って
ビーチが20数ヶ所もある。
その長さは、宮崎県全体ほど。
そして、僕らはそのゴアの中でも、
最も外れの「アランボービーチ」に
妙に惹かれていた。
ところが、とてもお世話になってた
インドに詳しい友人から、
子供を連れて行くのだから、
そこだけはやめろ！と忠告された。
ビーチの最も外れだから、誰も行かない。
とてもリゾート地とはいえない。
麻薬、ヒッピーの巣窟だよ、
あそこは環境が悪いからやめたがいい、と言われた。
結局、ゴアに着いてから
どのビーチにするか決めよう
ということにして、プーナを出発した。
ところが、転々としているうちに、
僕らは、危険地帯「アランボービーチ」
に辿り着いていた。（笑）[#IMAGE|S3#] （つづく）