上海~始まり~

僕の旅はいつも、心のままに、風まかせ。
予定など何も決まっちゃいない。
でもこの雲のように、
予想すらしてなかったギフトがたっくさん。

何の準備もいらない。
何の心配もいらない。
ただ風のように、自由な心が心地いい。
その時、降り立ったところから何かが始まる。
深呼吸をして、自分にこう問いかける。
”さあ、どっちへ向かおうか?”
初めての上海。
今回は行く前に、一応「3つのやりたいリスト」が思いついた。
1つ・・・上海ガニを食べよう。(←結局、食べなかった。)
2つ・・・僕のイメージの中にあった上海の風景の中で、
    優雅にコーヒータイムをしよう。
    (↑その場所は、工事中のため立ち入り禁止だった。)
3つ・・・雑貨を仕入れよう。(←結局、自分の物さえ何も買わなかった。)
これが、僕の旅。(笑)
筋書き通りにはいかないけど、200%のお膳立てが待っている。
珍道中の始まりさ。
それが、僕の旅。
僕にとって旅の魅力とは、「リアルな体験」だと思っている。
雑誌で見たって、テレビで見たって、人から聞いたって、
そこには何かが足りない。
そうそれは、「五感で味わうリアルな体験」。
街の臭いを嗅がなきゃ。
風を全身で感じなきゃ。
屋台で食べてみなきゃ。
ぶつかっていかなければ、平面的な疑似体験で終わってしまう。
さらには、旅では、『第六感が目覚め出す』。
”やばいよ”
って、危険な臭いとミラクルな匂いが交差する。
研ぎ澄まされていくその感覚が、僕は最も好き。
これを求めて、僕は旅に出るのかもしれない。
ガイドブックの話とは違うかもしれないけど、
僕の体験した「リアルな上海」・・・・始まります。

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