「いったい何だったの?」
誰もが期待外れの台風に呆れ返り、
あいさつの第一声は、みんなこれだった。
何事もなかったことはいいことだけど、
天気予報の厳重注意がこれほどまでに外れるとは。(笑)
昨夜の予報では、
想像を絶するほどの暴風雨であろうはずの時間に
ぼくは傘も差さずに、仕事場へ向かって歩いていた。
「どういうこと?」
観測史上最大の大ハズレだったんでは
ないだろうか。(笑)
夕方には、爽やかな風が吹いていた。
学校は臨時休校で、一日家にこもっていた娘から
「散歩に行こうよ」
と誘われた。

この時間に散歩は久しぶりだな。
歩いてすぐの場所に、大きな川が流れている。
大雨の影響かな、いつもより水かさも増している。
いい眺めだ。
いい場所だ。
この台風一過で、もう梅雨明けだな。
気持ちのいい時間でした。
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