アジアン・マーケットを終えて

その仕事が面白くないのは、
真剣にやってないからだ。
とは、よく言われること。
僕は、いつも真剣に生きているつもりだけど、(笑)
いつも楽しく生きているけど、
仕事はいつも楽しいんだけど、
今回のイベントは、特に面白かった。

色々考えながら、試行錯誤して
頭も身体もフル回転だったからなのか、「へ~自分ってそうなんだ」という発見がたくさんあった。
僕は、雑貨屋さんに憧れていたわけでも、やるぞ!と覚悟したこともない。
タイ・マッサージを学びに行ったついでに、タイ雑貨を買ってきたことが始まりだった。
いつものごとく、僕には目標も夢もなかった。
ただ漠然と、体力勝負で、雑貨を買ってきては、売っていた。
その頃、僕に言ってくれた友人、
そしてスッキーの言葉が期間中フィードバックしてきた。
バック1つで、ホテルとマーケットを何往復も繰り返し、
体力の許す限りの仕入れを断行して、
精も根も尽き果てる僕を見て、友人はこう言った。
「大きくなった会社も、最初はみんなそうだったんだって。
自分の足だけで、探し回ることから何かを見つけていくんだって。」
それを聞いても、
この先に僕にも新しい知恵が生まれるんだろうか?
これ以外に方法があるのか?
この先に新しい何かがあるとは思えなかった。
スッキーはいつも僕にこう言っていた。
「あなたは、買ってきただけで自己満足に浸っているだけじゃん。
売り切るまで、エネルギーを注がなきゃ!」
確かにそうだった。
でも、その先にまでエネルギーは注げなかった。
いや、注いでいるフリはしていたけど、しっかり見抜かれていた。(笑)
今回、スッキーはいなかった。
僕は、料金設定から商品陳列、ポップ書きまで、
全てを一人でやらなきゃいけなかった。
初めて真剣になったかもしれない。(苦笑)
でも、真剣になったからなのか、
最高の売り子さんたちが、お店を盛り上げ、
僕をサポートしてくれました。(ありがとうございました)ペコリ
そして、今まで見えなかったものが
見え始めた。
最終日の最後の最後まで、
僕は、売れ残った商品を売り切るために
ポップを何度も何度も書き替えた。
完全燃焼の16日間でした。
(期間中に、子供も生まれたし)
このイベントを通して、
僕は、雑貨屋としてどうありたいのか?
自分なりの答えが見つかったと思いました。
「俺はこんな感じが理想形なんだ」と。
いつも漠然としていて、何が居心地がいいのかさえ、
真剣に考えていなかったことに気づきました。
そうやって、僕は一歩一歩進んでいるんだと思います。
ぎゃははは・・・・・。

コメントを残す