戦争

WBCで日本中が
異様な盛り上がりをみせている。
という僕も、結果に異様な感情の揺れを感じている。
特に韓国戦に関しては・・・。(笑)
これは僕だけじゃないと思う。
周りの人々の言動にも、
顕著に現れているので、
一喜一憂しながら、
一緒になって盛り上がっている。
その昔、10年ごとに世界大戦が勃発していた時代があった。
これは、人々の表現できない悲しみ、苦しみが、
集合的無意識に貯蓄され、
それが「戦争という形」、負のエネルギーの爆発として起こる、
という話を聞いたことがある。
世の中、この宇宙は創造と破壊を繰り返しながら、
生成発展しながら、成長を繰り返している。
善があれば悪がある。
光があれば陰もある。
喜びもあれば悲しみもある。
話は変わるけど、
4年に一度開催される「ワールドカップ・サッカー」は、
異様なほどの盛り上がりをみせ、
世界中を熱狂の渦に巻き込んでいく。
国対国の戦いは、愛国心という自尊心を刺激していく。
これは、一種の「戦争」だ、と言っていた人がいた。
このワールドカップがあるお陰で、世界大戦は起こらない
とも言っていた。
僕はそうかもしれない、と思った。
日本においては、他の国ほど「サッカー」というスポーツで、
国中が感情まで、揺さぶれていなかったかもしれない。
しかし、今、日本中が「野球」というスポーツに、
毎日のように興奮し、感情があらわになっている。
日本が韓国に負けた時、
なぜ、僕はこんなに悔しがっているのだろう?
と、自分に問いかけた。
 僕が負けたわけではないのに・・・・。
 この負けが、僕にとって何の損得もないのに・・・・。
 この負けが、僕の将来に何の関係もないのに・・・・。
 悔しいのは、試合をした選手たちだけのはずなのに・・・・。
なぜ?
これが、「戦争」なんだろうと思った。
僕の中にも、戦争の芽が存在してるって思った。
僕は、このことを否定しちゃいけないと思った。
負のエネルギーが出てくることを、
否定しちゃいけないと思った。
これが、エネルギーの発散であり、
大いにプラスでも、マイナスでも出しちゃおうと思った。
偽善者になって、抑え込むよりはね。(笑)
いよいよ明日。
どうせなら勝って欲しいよね。
でも、そんな日本中の感情も背負いながら、
戦ってくれた選手たちには、感謝しかありませんよね。
全日本の選手たちは、
プレーを通しての「感動」を伝えることと、
「感情」の調和という地球規模での大仕事で
戦っていたのかもしれない。
僕はそう思いました。[#IMAGE|S6#]

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