怒っていた僕の家族

宮崎はやっと今日あたりから肌寒くなってきました。
おとといまでまだまだ夏日で、
Tシャツだけで過ごしていた。
先週のこと。
僕の家族はみんな怒っていた。
とっても珍しい?ことだけど、
家族3人ともそれぞれに、
腹立たしいことが続いたみたいで、
ホントにカリカリしていた。(笑)
雨の中を帰る車の中でも、
それぞれがピリピリしているのが伝わってくる。
僕は言った。
「こんな時はね。良いことがある前触れだから、
愚痴は言わずにね、耐え忍ぶしかないんだよ。」
そういいながら土砂降りの中、
バイパスを走っていた。
そんな矢先、横を走るダンプカーの水しぶきで、
大量の水が浴びせられた。
70kmほどのスピードで走ってたんだけど、
2秒ほど前が見えなくなるほどの水しぶきだった。
頭にはこなかったが、
この時、僕は心の中でこう思った。
”こんな時は、こういうこともよく起きるもんだ。”
その時、後部座席に座っている娘が、
突然こう言った。
『今ので、全て水に流れたじゃん!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・
数秒間の沈黙の後、
今度はスッキーが口を開いた。
「さすがのオヤジも、娘に一本取られたね。」
一瞬で笑いの渦になった。
最近、ハッとする一言によく出逢うね。

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