『7の月』は変化の月

1999年7月。
ノストラダムスが、「1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくる。」
と予言し、人類滅亡説までささやかれた月。
まさにその時、僕は会社を辞めた。
イギリスの古代遺跡(ストーンヘンジ)を見に行くためだけに、
何一つ不満のなかった大好きだった会社に辞表を提出した。
それは、たった10日間のバカンスに行くためだけの決断だった。
そこに何の魅力があったのか?
将来の安定よりも10日間だけの熱いアバンチュールな恋を選んでしまうほど、
僕の頭は、恋の病にかかっていたのかもしれない。(笑)
この時、頭の中には、この後行くことになるアメリカもインドもなかった。
目の前の10日間しか考えていなかった。
ところが、その1年後の2000年7月。
僕は、「サマディー」というお店をオープンした。
さらにその1年後。
それから、僕の人生の中核をなしていくことになる
「タイ」へ初めて行くことになる。
忘れもしない、あれは2001年7月1日のことだった。
その時の感動は、エッセイとして書き綴っている。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/9506/thaiframe2.htm
あれからちょうど6年の歳月が流れた。
・・・そう考えた時、
全ての転機が7月であったことに初めて気がついた。
今回のタイへの旅は、私に今までのタイとは違う側面を見せてくれた。
だからこそ、熱い思いのまま、ブログに書き綴っておきたかった。
「6年を経て、見えてきたタイの風景」みたいなもの。
そして、最後にもう一話だけ書くつもりです。
『7の月』は、僕に大きな足跡を残していく。。。

コメントを残す