戸隠神社1

長野に出発する前のこと。

お店で「来週から長野に講習で行ってきます」

そう言うと、一人のスタッフがこう言った。

「じゃ~ぜひ、とがくし神社に行ってみて下さい」

とかしき神社?

初めて聞く名前の神社だった。

何回か聞き返したけど、覚えられなかった。(笑)

「とがしき?」

 

帰ってから、インターネットで調べてみた。

とがしき神社ではなく、とがくし神社だった。

漢字では、『戸隠神社』と書くらしい。

戸隠

http://www.togakushi-jinja.jp/index.html

どうもめちゃ有名な神社らしい。

それ系の話が好きなぼくだけど、知らなかった。

聞いたこともない神社であったことに、

むしろ不思議な感じがした。

 

ある神話の一部と関係がある神社であったことに、

ますます不思議な感じがした。

 

 

神話の一説のこの部分である。

宮崎県の高千穂にある「天岩戸」に天照大神が隠れて、

この世が真っ暗闇になった。

中からカギを掛けたもんだから、外からは誰も開けることができなかった。

 

これではいけないということで、神さまたちが集まって、

天岩戸の前でお祭り騒ぎの宴会が始まった。

あまりに楽しそうな外の騒ぎに、

天照さんは、ちょっと岩戸を開け、外の様子を覗いた。

その瞬間、怪力の天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が岩戸を開けた。

これで、天照さんが外に出てきて、この世は光を取り戻した。

そんな有名な話である。

 

この話のどこが、戸隠神社と関係があるのかと言えば、

天岩戸の開けた「戸」を天手力雄命が遠くに投げ捨てた。

実はその「戸」は、遠く飛んで長野県まで飛んでいったそうだ。

そして、また天照さんが隠れてこの世が暗くならないように、

その「戸」を隠した。

それが、『戸隠神社』なんだそうだ。

 

全く知らなかった。

 

だからといって、長野に行ったら、その神社に行こうとは決めきらなかった。

ネットで調べてみたら、

ぼくの行く場所から、2時間以上はかかりそうだった。

そこまで行かなくても、

近くには国宝の『松本城』もあるという。

 

松本城を見て、信州そばでも食べようか。

そんな思いもあった。

topshiro_01

 

ぼくの旅は、いつも風まかせ。

出発前にスケジュールが決まることなどほとんどない。

まあ、心赴くままに、気ままに行けばいいさ。

行き先は、風が知っているだろう。

 

(つづく)

 

 

 

 

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