情熱大陸

先週の話になるが、私は東京へ行っていた。
その時の学びをシェアしたい。
話は半年以上前に遡る。
私は、「情熱大陸」という番組を見て、感動した。
下田さんという絵描きの人を紹介していた。
情熱大陸
http://www.mbs.jp/jounetsu/2006/03_19.shtml
下田さんは、ニヤニヤしながら、人の似顔絵を書いていた。
様々な色えんぴつを使いながら、猛スピードで仕上げている。
ぐちゃぐちゃな色使い。どこを見ているのだろう?
そ~んなに楽しいの???
ナレーション曰く、「その人の顔から一瞬、光が見えるのだという。
それを逃さぬよう描いている。それが楽しくてニヤニヤしてしまうのだという。」
ぐちゃぐちゃな色使いなのに、5分足らずで出来上がった作品は、
そっくりすぎて度肝を抜かれた。
30色はあるだろうその色は、見事に統一されていた。
生き方にも共感するものがあった。
いつか会ってみたいな~、私は素直にそう思った。
そして、場面は東京。
ある講習を終え、私は今回行きたかった場所「東急ハンズ」へ向った。
数多くあるハンズの中から、新宿を選んだ。
初ハンズ体験。。。実は、それだけで感動していた。(笑)
そして、その1階フロアーで見覚えのある顔とすれ違った。
テレビで見た顔、そのままだった。(笑)
そう!!
それは、私が会いたかったその下田さんだった。
一瞬の出来事で、私は声を掛けれず、
エレベーターに乗る姿を追い、一緒にエレベーターに乗り込んだ。
チャンスを伺い、私は声を掛ける準備をした。
ところが・・・・。
(第2部)
ところが、エレベーターには、ほかのお客さんも乗っており、
迷惑をかけるかもしれないという思いもあり、
結局、声をかけれず、私は下田さんと同じ階で降りた。
その後、再度彼を見かけたが、私はその勇気が出せなかった。
3度のチャンスを逃し、かなり凹んでしまった。
もしかすると、一緒に食事もして、似顔絵も描いてもらったりして、
と勝手に妄想も膨らむ有様だった。
神様がお膳立てしてくれたチャンスだったのに、と思えば思うほど、
自己嫌悪に陥ってしまった。
そのあと、待ち合わせていた友人が到着し、
今回の東京で、もう一つの目的場所「おおとや」で定食を食べることにした。
しかし、せっかく楽しみにしていたのに、久々の友人との食事だったのに、
頭の片隅には、マイナスな気分が占領していた。
その後、仕切り直しをするために、
コーヒーとデザートで再会の祝杯をあげることにした。
すると、予想していた以上のめちゃ美味いパフェのお陰で、
私のテンションは、一気に浮上した。
そこで、ようやく私は、神様の準備してくれた学びに気づくことになった。
(第3部)
私がいつもありがたいな~と思うことは、
気づきを与えてくれる友達が、いつも周りにいること。
友人の何気ない一言から、今回も気づきが広がった。
「哲さんが、凹むのも珍しいけど、
浮上するのも、早いですね~。
おまけに、パフェで浮上できるなんて・・・・。ぎゃはははは・・・」
”何~?私は凹んでいた?そして浮上した?”
その時、折れ線グラフのイメージが脳裏に浮かんだ。
(マイナスからプラスにVの字になっている折れ線グラフ)
それと同時に一連の出来事を思い出した。
1、初ハンズに感動。
2、会いたかった人に偶然出会う。(下田さん)
3、探し求めていたものをハンズで見つける。
4、友人との再会
5、初おおとやで定食。(メニューの多さ、活気に感激~)
6、美味しいパフェとコーヒー
笑ってしまった。
私には何一つ凹むべき出来事なんか起こっていなかった。
Vの字の折れ線グラフではなく、
右肩に上がり続けるグラフしかありえなかった。
本当であるならば、グラフからはみ出るほどの
急勾配のハイ・テンションの図になっていなければならなかった。
いい事しか起こっていないのに、勝手に凹んでいた???
何やってんだか・・・???
もう一度、笑ってしまった。(^v^)
さらに気づきは広がる。。。
もし、私と下田さんが逆の立場だったら。。。。
私が情熱大陸に出ていて、下田さんが感動してくれていたとしても。。。。
下田さんは私を追いかけはしないだろう。って。
ご苦労なこった・・・・・と思った。
他人を追っかけ、勝手に凹む。
追っかけるもんが違うだろう~って。
自問自答は続いた。。。
もし、万が一似顔絵を描いてもらったとして、
それが何になる?
自慢か? 自己満足か?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
できなかったお陰で、得られた気づきは大きかった。
全く関係のない話のようだが、
私は翌日、斎藤一人さんのついてる神社に行こうと思ってた。
砂町商店街という分かり難い場所にあるらしかった。
行き方も細かく調べていた。
しかし、行くのをやめた。
そして、私は一人ゆ~っくり、浅草を散策した。(*´∇`*)
* ほんとあのパフェは最高に美味かった。(笑)
新宿の中村屋というコーヒーショップにあった
期間限定の「マロンパフェ」。
マロンが、これでもか~!!ってくらい入ってました。
『チャンスを逃すとは、自分を責めている時間のことである』
                 by マスター

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